Monday, July 09, 2007

かぶとむし


雨ですね.
カブトムシの話。
カブトムシが家にいるのね.
毎年とってくるのと、去年卵から孵したのがまざってる.

昨晩、かぶと虫が交尾してたの。初めて見た。
凄かった。
クワシャ〜、クワシャーと波のように前後に動いて,
時折とんでもないほどの細かい震えで微振動を
(といってもカブトムシにしては大きな振り幅でものすごく細かい揺れ)するの!!
それがさ、いっじでも長い時間するの。
最初はふつーにおがくずの上でしてるんだけど、
メスが動くとのっかってるオスも移動して見えるのね。だんだん移動して行って、
あっちでし、こっちでし、いないと思ったら,
おがくずの中で2匹でズブズブと埋まりながらし、
途中からメスがえさのある台にオスをのっけたまま
這い上がってきて、他の雄をおしのけ、食事までするありさまよ.

すさまじい.
オスは早死にすんだろうな〜と気の毒になるくらいよ。

そうか.私たちはカブトムシと同じだな。
どんなに言葉で飾ろうと,次世代を生むために野生はそこにある.
人間である限り,野生を思い切り発揮せねばならない瞬間というのはある.


でも、人間には生々しさを抑える理性や恥という感覚も一般社会では重視されています。
どう思いますか?

1 Comments:

Blogger joy3 said...

理性とか、文化とかが、おおらかな性を規制してきたの。でもそこにはまた別に裏文化とでもいうような文化があるのよね。男女の出会いの場や密会の手助けや、浮世絵の春画や。さらに性は芸術に昇華され、絵画や音楽や物語になる。
最近のお気に入りの音楽や絵は、こころに響くというより、子宮に響いてくるのです。
J

6:06 PM  

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