Monday, October 01, 2007

少しブルー

皆様お元気ですか?月夜がきれいですね。
もう少し日中涼しくなってくれると嬉しいんだけどね。もうすぐかな?

カメラの時の介助のはなし。その後。以前そこの責任者だったけど、移動したNs.に上部消化管のお勉強セットなどないですかと廊下ですれ違った時に話したら,なかなか意図が伝わらず,流れでそういう困った人がいると話した。すると、それは今の責任者のNs.にはっきりと名前とその悪い点をはなして外してもらった方がいいとアドバイスされた。はっきりいわないとわからないもの,と。
私は、月曜日のカメラ当番の朝,早速責任者を呼んで00さんを私の日には外してください、と頼んだ。すると、びっくりしてた。そこまでとは思っていなかったよう。どうしてそんな事いうんですか?といわれ,却ってこちらがびっくりした。以前もこういう事があったな〜.と思い出す。
明らかに敵意むき出しのターミナルPt,のFa.の態度に全く気がついていなかったオーベン。数年後、訴えられたとき,私はやっぱりと半分思った。オーベンは覚えてもいなかった。
今回のことは私にも感情的な所がなかったか、少し反省をしようと思っている。
半年経って私にも我がままなところが出てきている。それは質を高めたいという意欲にもなってるし、受診者に苦痛や不安感を与えないようにという努力になってる。Ns.自身が信じていないけど、介助者の能力は全体に影響する。求めるものが高いほど、一人の能力の低さをカバーしようと誰かにしわ寄せが来る。私の場合,明らかにカメラ操作の気が散漫になる。結果、カメラ操作に不満足感が出てイライラするし、疲れる。そういうストレスがかかると、音がこもったようになり聞こえづらくなる。
他の人と比べ能力が微かに劣るだけかもしれないけど、鉗子を出すタイミングが数秒遅かったり、患者の変化に気がつくのが遅かったりするだけで、こちらはその人待ちの状態になるのだ。これが、Ns,先導でタイミングをあらかじめ待ってもらったりすると最高!こちらがそう思っただけで鉗子が真横に出てくる、あ、この受診者、今大丈夫?そう思った瞬間には声かけと説明が始まる、、そういう一体感はとても安心できて、カメラだけに没頭できる。そういう環境でやりたいのだ。

6 Comments:

Blogger joy3 said...

自分の能力を最大限に生かせるような最高の環境で仕事をすることって、奇跡に近いくらい幸運なことだと思います。
現実は、思ったとおりにいかないことばかり。有能な人材なんて一握りだし。

精神科病棟もチームワークがとても大事な場所です。中には、精神科に向いてないなというスタッフも多くて、患者さんに向けられる心ない一言に、これまで築きあげてきた患者との信頼関係を揺るがされることもしばしばあります。
チーフの先生がよく言っています。
「スタッフとけんかしてはいけない。
スタッフのマネージメントも医者の大事な仕事だ。」

ときどき私も、NSに対してムッとしてしまって、嫌味の一言が出そうになる。
でもけんかしてしまうと、ギクシャク感が周りの雰囲気も壊すし、全体のチームワークにまで影響しかねない。
感情をぐっと抑えて、相手を傷つけないように、相手の意欲を損なわないように、うまく指導教育していかなくちゃいけないらしいけど。難しいよね。
能力的に期待できないこともあるし、そこはもう相手に期待しないで、自分がカバーするしかないよね。
mimi

5:31 PM  
Blogger joy3 said...

チームワークよね。
それがうまくいってないと、一番被害を被るのが患者さん。
われわれは患者さんのためのチームなのであって、医師のためのチームではない。
チーム全体としてレベルアップするよう、日々精進なのです。

ここをこうしてほしい、というのは、お互い伝えてもいいのでは?
言い方は難しいけど、黙ったままでは伝わらないし、いきなりチームから外すのはチームだけでなく職場の雰囲気にも関わる。
「あんたのここが悪い」でなく、タイミングを合図するとき声を掛け合うとか、まだ慣れないNsのときには、別のNsに患者さんの状態をみていてもらうよう予め頼んでおくとか。
チーム内の声の掛け合いは、威勢のいい居酒屋に入った時のように、患者さんを元気づけると思います。

研修医なりたてのころ医局の講義で言われた言葉は、今も重く胸に刻まれている。「病院で一番えらいのは医者でもなく、院長でもなく、患者さんです」

J

6:08 PM  
Blogger joy3 said...

二人ともチームワーク重視。私もそう。医者が一番なんて思ったこともない。患者さんが一番大事。安全に検査が終わる事が最も大事。
チームから外すのは最終判断でしょうね。そして私は事故が起こる前にそれを行った。
でも、これからです。今は過程です。一時的に外す事でその人のモチベーションが高まるかもしれない。周りに負担をかけるレベルの知識では責任の重いポジションは避けるべきです。

6:58 PM  
Blogger joy3 said...

ちょっと書き忘れた。

こんなにいい言葉をコメントしてくれて本当にありがとう。考えさせられています。だって、大好きな人からのコメントだもん。勿論,気持ち良く前向きな意味でね。
二人が書いてくれたこと、できるといいなとイメージし始めてる,,。

M

7:05 PM  
Blogger joy3 said...

ちょっときびしかったかなあ。ゴメンね。
私は現場の状況を知らないわけだし。
GIFとなるとまず最低限の知識と技術が要求される場面だもの。
勉強不足、知識不足ではスタッフ交代も止むを得ないのだね。

ただ、看護部の上の人が人員配置をするわけよね。
Drの組織と違ってNsの組織はヒエラルキーが固そう。
しかも専門や技術と関係無しにポンと異動があるようです。
だからいきなり内科から精神科に来るNsもいれば、小児科から外科なんかもあるみたい。単科病院でも病棟の異動があるし。
さらにDrも入れ替わる。
チームはしばしば更新される。

チームのメンバー、特に知識不足のNsも辛いかもしれないね。
そういう医療システム自体もおかしいよね。

J

6:11 PM  
Blogger joy3 said...

どうもありがとう。
今日師長さんとも会って話しました。やっぱり能力的に今以上の向上は難しい人との認識でした。

とりあえず,これからその度ごとにやんわりと優しくお願いするようにします。でも、その程度の指導でうまくできるひとなら、こんな事にならないんだ。

でも,さ,,,,。
胃カメラ中って本当にテンション上がってる(真剣そのもの、攻撃性も増すのだ)ので,その時にうまいこと持っていけるかどうかが少し自分なりの課題です。

患者さんの安全が最も大事。ドックがスムーズにいく事も大事だけど,そのまえに受診者が無事に医療行為をおえる事の方が大事だってことを忘れている。そうよ。最初っから気になってたの。検査を早く早くって言われるけど,その質や安全は二の次になっていると思ってたんだ。胃カメラ中の救急カートもセットされていなかったくらい。事故が起こる可能性があることがわかってないな,,,。

10:15 PM  

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